飯塚病院(麻生グループ)

24時間対応の院内保育施設、多様な勤務形態、育児休暇取得者の復職支援

育休者への復職支援も充実
病床数 入院基本料 平均年齢 離職率 看護職員数
1,116 7対1 - 7.1% 971人(パート含)

病床数が1,000床を超え、救命救急センターを併設し、地域医療支援病院の役割を担っている福岡県の飯塚病院(麻生グループ)。看護師数はパート職員を含めると1,000名近くになりますが、その中で産休・育休中の看護師さんは常に50名前後となっています。飯塚病院では、看護師の確保のため早くから子育て支援、働きやすい環境づくりに取り組んできました。

まず、病院の敷地内に、0歳(6ヶ月)から未就学児を持つ医師、看護師さんを対象とした24時間365日利用可能な保育施設「びーとる」を設置しました。子供の成長発達に合わせた食事を同病院の栄養科が準備していることから、ママさんに大変好評です。

次に生活スタイルに合わせた勤務形態として、以下の3つの勤務制を導入しました。

ニ交替制勤務
2009年から希望部署より開始し、現在では約半数の11部署が導入しています。8:30~17:00、16:30~9:00の変則勤務形態となっています(部署によっては12時間夜勤、ロング日勤体制のところも有り)。

夜勤の労働時間は長いですが、子育て中の看護師さんからは「深夜、寝ている子供を一旦起こして、帰らないで済む」「休みが充実する」などの肯定的な意見が聞かれます。

日勤専従
2年間の期間限定で更新可能となっており、現在10名が日勤専従制を取っています。育児休暇明けの看護師さんを中心に、夜勤ができないという理由で日勤専従の希望者は増えてきています

夜勤専従
夜勤者確保のために院内より希望者を募ったところ複数名の希望者があったため、2010年12月から試行導入を開始しました。病院・組合側と調整を行い、機関は原則1ヶ月とし、3ヶ月まで更新可能となっています。現在、2部署で試行中です。

さらに、飯塚病院では育児休暇取得者の復職を支援するため、復職3ヶ月前から院内情報誌「With」を送付しています。院内の情報が満載で、休職中の病院の動きが分かると好評です。

復職約1ヶ月前からは院内保育施設「びーとる」での「慣らし保育」を開始します。同時に時間が許せば、母親看護師はその時間を使って復職する部署(本人からの希望が無い限り、原則的に元の部署)へ顔を出して情報収集を行います。なお、育休明けの1ヶ月は夜勤が免除されます(産休前の1ヶ月も夜勤免除となります)。

これらの取り組みにより、看護師全体の退職者数は減少し、離職率は10.5%(2006年)→9.5%(2007年)→9.6%(2008年)→7.1%(2009年)となっています。また、新たに母親になった看護師さんからは、「先輩のママさんナースが職場にいることが心強い。急な子供の病気のときでも、先輩たちのサポートのおかげで働き続けることができる」との声が聞かれます。「お蔭様」と「お互い様」の気持ちが育つ環境が醸成されたのも、働きやすい環境づくりの効果といえます。

飯塚病院:福岡県 飯塚市 芳雄町3-83
地域医療支援病院 / 地域がん診療連携拠点病院 / 救命救急センター / 地域周産期母子医療センター / 日本医療機能評価機構認定病院

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