杏林大学医学部附属病院

男性看護師を含む8割のスタッフが短時間正職員として働いています

院内託児所の設置も予定
病床数 入院基本料 平均年齢 離職率 看護職員数
1153 7対1 29.2歳 9.2% 1371人

東京都三鷹市にある杏林大学医学部附属病院では、能力の高い看護師の就業の継続と子育ての支援を行うため、小学校3年生までの子供がいる看護師を対象に短時間勤務制度を導入しています。

パート職員が1年契約、時間給で、退職金制度がないのに対し、短時間正職員の場合は、社会保険の適用、退職金の支給、昇進・昇格、教育訓練や福利厚生の適用などが正規職員と同等になるのが最大のメリットです。

同制度が普及する以前は、「妊娠・出産、育児、家事」などの「家庭と仕事のバランス」に関係した悩みが、看護師の退職理由の約14%を占めていましたが、男性看護師も含め、未就学児の子供を持つスタッフの約80%が活用するに至った現在、この数値は5%台にまで低下しています。利用者の多くは、制度が存在しなければ病院を退職していた可能性があり、その効果は大きいといえます。

院内託児所の設置も検討

子供が発熱、体調不良などを起こした際、家族のサポートを得られない同制度の利用者は、勤務が難しいことも少なくありません。これは、同病院に限らず、小さな子供を持つ看護師すべてにとって悩ましい問題です。

現在、子供の発病時には、三鷹市の子育て支援事業として設置されている病時保育室に預けて勤務している看護師もいます。この問題に対処するため、同病院では病時保育を含めた院内託児所の設置が検討されています。

また、短時間正職員制度の利用者が増えると、夜勤が可能な看護師が少なくなくなるため、スタッフの月平均夜勤時間が72時間を越えるケースも出てきます。その場合、関連病棟に「看護師の他部署研修」という形で、サポートを依頼し、研修者または夜勤のできる看護として勤務してもらいます。

看護師長は研修者の目的・目標を達成できるように勤務調整することが大切です。目的・目標を持った研修生を受け入れることにより、他部署の看護師と交流を図ることができ、風通しのよい職場づくりにも繋がっています。

杏林大学医学部附属病院:東京都 三鷹市 新川 6-17-3
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